みどころ

歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館は、古代エジプト文明の研究でも世界を牽引してきました。その研究成果を紹介する本展は、6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生き様や文化を紹介します。

王家の所領を管理する役人、代々続く名家の神官、既婚女性、幼い子ども……展示される6体のミイラは、年齢や性別、社会的立場や暮らしていた時代も様々です。彼らはどのような人生を送ったのちにミイラとして残ったのか―? CTスキャン画像をもとにした高精度の映像や、「食」「健康」「音楽」「家族」などのテーマに沿った展示物を交え、各ミイラの6つの物語を展開します。神々の像やミイラ作りの道具は、古代エジプトの信仰や死生観を垣間見せる一方、女性の装身具や子どものおもちゃなどは、今も昔も変わらない人々の暮らしを伝えています。

2019年に日本の調査隊が発見し、現在も調査が続いているサッカラ遺跡のカタコンベ(地下集団墓地)を実寸大の部分模型で再現するなど、日本独自の展示も行います。

01“歴史の殿堂”大英博物館からミイラがやってくる!

世界最大級の古代エジプトコレクションを誇り、ミイラ研究を牽引してきた大英博物館が選りすぐった6体のミイラと約250点の貴重な遺物が展示されます。

02高精度の“ミイラの復元映像”!

ミイラ1体につき約7000枚という破格の撮影枚数のCTスキャン画像から作成された高精度の映像で、生前の健康状態やミイラ化の過程などを解き明かしていきます。

03日本人研究者による最新の発掘調査も紹介!

日本独自コンテンツとして、本展監修者の一人である、金沢大学・河合望教授の率いるチームが発掘中のサッカラ遺跡のカタコンベを実寸大の部分模型で再現。通常は入ることのできない、発掘調査中の遺跡内部を紹介します。